定番回路のたしなみ(13) リニアレギュレータ7905でー5V負電源にレギュレーション

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Joseph Halfmoon

前回7805を使って+5Vの正電源にレギュレート。当然の今回は7905を使ってー5Vの負電源にレギュレートの回であります。やっていることは前回と同じ、小基板をカッターナイフで切り出してピンヘッダをはんだ付けして部品を載せてブレッドボードに刺せる形にしているだけ。でも、対称の割にはコンデンサの定数とか違うのね。

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MicroPython的午睡(92) STM32版、74HC595で7SEG LED2桁駆動

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少し前に購入した7SEG LEDのDIP化ボードの組み立て後の動作確認をMicroPythonにて実施。何度となく74HC595を使った回路をやっているような気がしていたのですが、今回のSPIでインタフェース、スタティック駆動、MicroPythonという条件は無かったですな。まあ網羅できるわけもないのでありますが。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(141) Fig.8回路、抵抗1個加えて無理やり動かしたデス

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「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年11月号の実習3回目。前回Fig.8の回路が動かないんですけど、とブー垂れて退却。今回それではいけないと無理やり動作するようにしてみました。でもね回路はCMOSとは言えない、それどころかスタティックですらないっと。いいのか。

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OPアンプ大全を読む(7) 第2章はほぼ「電流帰還形アンプ」なのね。後日リベンジ目指し撤退。

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前回ようやく第2部第1章を読了(第1部は難しいのでお楽しみにとってあります。)今回からは第2部第2章、と意気込んだところが一気に第2章を突き抜けてしまいました。第2章は「基本的なOPアンプの回路構成」を説明する章と思いきや、ほぼ全編「電流帰還形アンプ」の解説、それも真空管の回路に遡るであります。

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IoT何をいまさら(114) ESP32C3版XiaoにmicroSDカード接続

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Joseph Halfmoon

前回は、Seeeduino Xiao(SAMD21版)にmicroSDカードスロットを接続しアクセスできることを確認。Arduinoのサンプルスケッチを動かすだけ。今回は同じXiaoでもESP32C3版にmicroSDカードを接続して動作確認してみたいと思います。差し替えるだけ、とおもったらそうでもなかった。
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定番回路のたしなみ(12) ド定番?リニアレギュレータ7805で5V電源にレギュレーション

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Joseph Halfmoon

リニアレギュレータ7805はド定番といっていい電源ICじゃないかと思います(個人の感想です。)9V~15Vくらいの電源から正電源+5Vを取り出すためのもの。電圧の差分は熱として捨てられてしまいますが、回路は簡単、アナログ素人のこの年寄でも大丈夫(ホントか?)入出力に発振防止用のコンデンサをつけるだけ。 “定番回路のたしなみ(12) ド定番?リニアレギュレータ7805で5V電源にレギュレーション” の続きを読む

部品屋根性(84) TPS65131、デュアル正/負出力DC-DCコンバータ、TI

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今更ですがモバイル機器全盛のご時世なので、3V系や5V系の電池電圧から昇圧して高い電圧を供給してくれるDC-DCコンバータが綺羅星のごとくに存在します。その中で今回はTI製のTPS65131「デュアル正負出力」タイプを搭載したモジュールを使ってみます。電池から±12Vの両電源を作れる一品。 “部品屋根性(84) TPS65131、デュアル正/負出力DC-DCコンバータ、TI” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(6) コモンモード・ダイナミック・レンジ、両電源、単電源

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前回に引き続き、今回も回路作って実習するとか、計算練習(計算するのはMaxima様ですが)とかする余地がなく、1-4から1-6まで淡々と読ませていただいて終わりました。ただ読むだけではこの忘却力の年寄は瞬時に忘れます。そこで本文にそった特性を実物のオペアンプのデータシートから拾ってみることにいたしました。 “OPアンプ大全を読む(6) コモンモード・ダイナミック・レンジ、両電源、単電源” の続きを読む

IoT何をいまさら(113) SAMD21版XiaoにmicroSDカード接続

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秋月電子殿から部品を仕入れたので、その「消化」に取り組み中。今回はmicroSDカード・スロットをDIP化する基板にピンをハンダしたので動作確認。テストに使用するのは前回から大分間が空きましたがSeeduino Xiao (SAMD21版)です。Arduino使えるのでお楽。テストするのにソフト書く必要もないのだから。
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定番回路のたしなみ(11) バラクタ(バリキャップ)とCD4007でVCO(もどき)

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Joseph Halfmoon

今回はVCO(ボルテージ・コントロール・オシレータ)に挑戦してみたいと思います。といってなんちゃってバージョンだけれども。このところ愛用の「万能のCMOSデバイス」CD4007でシュミット・インバータを作って発振させてます。そのフィードバックにバラクタをかませ、外部電圧源で周波数制御してみます。 “定番回路のたしなみ(11) バラクタ(バリキャップ)とCD4007でVCO(もどき)” の続きを読む

部品屋根性(83) NJU6319、水晶発振用IC、日清紡マイクロデバイス

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別シリーズにて水晶振動子を振動させるのにアンバファのインバータを使ってみました。しかし、もっと簡単な方法があるのを知っています。そのものズバリの水晶発振用のICを使えば何も考えずに接続するだけでOK。とってもお楽。今回はようやくそのお名前にも慣れてきた日清紡マイクロデバイス社のICを使ってみます。。

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OPアンプ大全を読む(5) ループゲイン、オープンループゲイン、クローズドループゲイン

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Joseph Halfmoon

「オペアンプ大全」読ませていただいとりますが、このペースだと死ぬまでに読み切れるかどうか怪しい気もします。頑張らないと。さて今回は前回に引き続き1-3節、その後半の「ループ・ゲイン」の部分であります。116ページとな。ここ大事なことが書いてある気がするのですが、メインは図1-7とその説明っす。

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定番回路のたしなみ(10) 74HCU04で、水晶振動子を発振させてみる

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Joseph Halfmoon

前回はインバータ、74HCU04を使ってリングオシレータを作ってみました。チョイとマイナーかも。でも今回は胸を張って言えます、定番回路だと。74HCU04のインバータ(リニア使い)でXTAL(水晶振動子)を発振させてみたいと思います。どうも発振器業界では何気に74HCU04は人気者みたいっす。ホントか?

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MicroPython的午睡(89) STM32版、I2C接続EEPROM読み書きテスト

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Joseph Halfmoon

前回SPI接続のSRAMの読み書きテストをしてみたので、今回はI2C接続のEEPROMの読み書きテストです。こちらも以前Raspberry Pi Picoボードで実験済のコードをSTM32版MicroPython上にもってきています。やっぱりボード毎の違いはあるので、小幅な修正は必要。ほぼほぼ前回と以下同文ぞなもし。 “MicroPython的午睡(89) STM32版、I2C接続EEPROM読み書きテスト” の続きを読む