部品屋根性(77) AHT21B、CRC8でのデータ検査を追加。ラズパイPython

calcCRC8
Joseph Halfmoon

前回、I2C接続の温湿度センサ AHT21B をラズパイのI2Cバスに接続し、Python3のスクリプトで温度、湿度を読み取ってみました。まあ動いているみたいではあるのですが、データの伝送に誤りがあるや否やを確かめるためのCRCを検査しておりませなんだ。今回は、CRCの検査を追加しただけ。

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部品屋根性(76) AHT21B、I2C温湿度センサをラズパイPythonで動作確認

AHT21B
Joseph Halfmoon

定期ルーチンとて、秋月電子通商殿の新製品(新規取り扱い開始)ページを眺めていてAHT21BというI2C接続の温湿度センサを見つけました。2022年7月12日より取扱い開始とな。つい買ってしまいました。とりあえずラズパイ3から引き出してあるI2Cバスに接続して温度、湿度が読み取れることを確認してみました。 “部品屋根性(76) AHT21B、I2C温湿度センサをラズパイPythonで動作確認” の続きを読む

部品屋根性(75) MCP3421、ADCのラズパイI2C接続、Pythonで制御の続き

smbus2EC
Joseph Halfmoon

前回、ΔΣ型の18bit ADコンバータ、MCP3421をRaspberry Pi 3 model B+にI2C接続。しかしPythonで動作テストをする際に「デーモン呼び出し」ていました。今回はPythonのI2Cモジュールを更新し「デーモン呼び出さずに」MCP3421を制御できるようにしてみた「続報」です。

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部品屋根性(74) MCP3421、18bit ΔΣADCをRaspberry Piに接続

MCP3421_MCP3425
Joseph Halfmoon

今回はI2Cバスに接続可能なADコンバータです。実験はMicrochip社のMCP3421(最大18bit解像度)です。兄弟チップのMCP3425(最大16bit解像度)もあり、ピンコンパチかつソフトコンパチです。I2Cバスに接続できるのでRaspberry PiのようにADCを持たない機種にも簡単に追加できます。

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部品屋根性(73) ATM0130B3、カラー液晶ディスプレイ240×240バックライト付

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Joseph Halfmoon

今までキャラクタディスプレイばかりマイコンボードに接続してきたのは用途がデバッグとかステータスの確認であったからです。しかし、ちょっとしたカラーグラフィック表示したくなりました。勿論バックライトが付いていて老眼の目にも明るく見えるもの。まあ文字を沢山表示するのは諦めてますが、文字表示できればナオヨシ。

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部品屋根性(72) 秋月電子通商DVD回路図集

akiDVD
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前々から気になってはいたものの、購入をためらっていたのが皆さん大好き秋月電子通商殿謹製、DVD回路図集であります。ぶっちゃけ通販サイトの製品ページに行けばそれぞれ無料でダウンロードできるじゃん、極めてお求め易い価格と言えども、わざわざお金出して買うことない、という感じ。でも買ってしまいました。

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部品屋根性(71) レベル変換おさらい5、3.3Vと5V間双方向その3、FXMA108

FXMA108
Joseph Halfmoon

前回は簡単で方向制御も要らない回路でした。しかし、ハイへの遷移はプルアップ頼みなので速度的にはあまり速くできそうにありませんでした。今回はレベル変換専用のIC、オンセミFXMA108を使ってみます。方向制御お任せ、それでいて3.3Vと5V間であれば100Mbpsの信号を通せる、と。性能ダンチというやつ。

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部品屋根性(70) レベル変換おさらい4、3.3Vと5V間双方向その2、MOSFET利用

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Joseph Halfmoon

前回は双方向といっても外部から方向を指定して切り替える方式でした。今回は、方向など指定しなくても大丈夫な方式です。NMOSのFETのゲート電圧に3.3Vを与えたら、通したくても5Vの信号など通らない件を応用?オープンドレインの信号ならば出力信号のバッティングなど考えずに接続できると。簡単。

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部品屋根性(69) レベル変換おさらい3、3.3Vと5V間双方向その1

LVCH16T245
Joseph Halfmoon

前回は、5Vトレラントな端子を持つ74LCX245のお陰で5Vの信号を3.3Vに変換できました。245はもともと双方向のトランシーバーなのですが、5V電源に対応していない74LCX245では5V信号は出力できません。しかし同じ245でも2電源に対応、双方向に信号伝達できるデバイスがありました。74LVCH16T245。

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部品屋根性(68) レベル変換おさらい2、3.3Vから5V、5Vから3.3V単方向

74VHCT541A_74LCX245
Joseph Halfmoon

前々回、ロジックICを使ったレベル変換をおさらい。3.3Vから5Vへの変換ができました。続きの今回は当然5Vから3.3Vへの変換ですが、3.3Vから5Vへ行ってまた3.3Vへ戻ってくるというラウンドトリップで実験したいと思います。使用するICは、74VHCT541と74LCX245です。レベル変換は良いのだけれどもTSSOPの半田付けが辛いです。

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部品屋根性(67) 三共社、充実のLTspice動画、アナログ回路もバッチリ?

Joseph Halfmoon

すみません。売り上げ上位の半導体商社ばかり調べていたので、抜かりがありました。充実の解説動画のラインナップ、東京神田の三共社さんであります。充実しているのは渋谷道雄先生解説のLTSPICEおよびアナログ回路の動画です。これでもかというテーマと本数、今まで視聴していなかった私はモグリです。

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部品屋根性(66) いまさらレベル変換おさらい1、3.3Vから5Vへ単方向

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Joseph Halfmoon

今回はロジックIC、といってもレベル変換のために汎用ロジックICをおさらいしたいと思います。想定は3.3V系のデバイスから5V系への単方向の信号伝達です。実験してみたのは74HC04、74VHCT04、7S14F、全てインバータです。改めて波形を見てみると、いろいろある気がしないでもない。

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部品屋根性(65) マーキング信じられないトホホ。半導体の真贋判定、商売になっているのね?

Joseph Halfmoon

最近の半導体不足のためか、従来と違う流通経路で調達した半導体部品が「偽物」じゃないかという件がままあるようです。そういえば当サイトでもそんな部品があったような。それで「半導体の真贋判定」をしてくれるサービスが結構人気なんだとか。しかし、チップのマーキング信じられないとは世も末だな、おい。

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部品屋根性(64) 立花エレテック、創業100年、怒涛の動画攻勢?

Joseph Halfmoon

立花エレテック殿と言えば、年寄りには大阪本拠の三菱系?の大手電機電子商社というイメージであります。昨年創業100年だったのね。100年前から半導体を売っておられた分けはないけれど老舗。つい取扱いのマイコンメーカで見てしまうのですが、お馴染みのルネサス、米Microchipといったところをお取扱い。

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