お手軽ツールで今更学ぶアナログ(81) BJTで構成したゼロゲイン・アンプの実習

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2020年11月号です。このところMOSFETとBJTの回が交互にやってきます。前回はMOSFETだったので、今回はBJTです。テーマは「ゼロゲイン・アンプ」とな。私のようなアナログ素人には聞きなれない用語ですが、そのまま解釈すれば良いのかな?

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部品屋根性(65) マーキング信じられないトホホ。半導体の真贋判定、商売になっているのね?

Joseph Halfmoon

最近の半導体不足のためか、従来と違う流通経路で調達した半導体部品が「偽物」じゃないかという件がままあるようです。そういえば当サイトでもそんな部品があったような。それで「半導体の真贋判定」をしてくれるサービスが結構人気なんだとか。しかし、チップのマーキング信じられないとは世も末だな、おい。

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部品屋根性(64) 立花エレテック、創業100年、怒涛の動画攻勢?

Joseph Halfmoon

立花エレテック殿と言えば、年寄りには大阪本拠の三菱系?の大手電機電子商社というイメージであります。昨年創業100年だったのね。100年前から半導体を売っておられた分けはないけれど老舗。つい取扱いのマイコンメーカで見てしまうのですが、お馴染みのルネサス、米Microchipといったところをお取扱い。

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鳥なき里のマイコン屋(152) 最強の8ビット?Z80の後裔?Rabbit走る

Rabbit4000
Joseph Halfmoon

以前から気になっていた「うさちゃん印」のチップを遂に入手、インストールして動作確認するところまでやって見ました。Digi international社傘下に入った元Rabbit semiconductorのRabbit 4000チップです。最新機種のRabbit 6000と比べると2世代前とは言え、Z80テイストの8ビット機としてはなかなか強力。

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部品屋根性(63) 丸文、『はじめての○○』は分かるけれども『メインフレームOS入門』?

Joseph Halfmoon

日本橋大伝馬町の丸文殿と言えば老舗の半導体商社であります。創業弘化元年(1844年)、そろそろ外国船が出没してくる時代ではあるものの徳川幕府はまだ盤石と思われていた筈。流石に江戸時代から半導体を扱っていたわけではないですが、半導体商売も60年以上の歴史があるようです。今回は丸文殿の出し物を拝見とな。

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手習ひデジタル信号処理(23) 番外編、アナログ・マイクロフォン追加

DFROBOT_Analog_Sound_Sensor
Joseph Halfmoon

前回まで残響生成器の要素部品をScilab使った計算で眺めてきて、ようやく実機で信号処理するかというところになって気づきました。残響させる入力ソース、ぶっちゃけアナログ・マイクロフォンが欲しいです。そこで眠っていた小ボードを発掘しましたが、今度は以前の回の母音合成のフォルマントと比べてみたくなりました。というわけで番外編。

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部品屋根性(62) MACNICA、『LTspiceを使ってみよう!』

Joseph Halfmoon

半導体商社各社のWeb記事を「漁って」みようと思い立ちました。初回の今回は横浜本社のMACNICA殿、沢山ある「技術情報」の中から参照させていただきますのは、『LTspiceを使ってみよう!』とのタイトルのもと掲載されている一群の記事であります。分かり易い気がします(個人の感想です。)

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トホホな疑問(43) ヤバいよ、TX/RX逆刺し。自分の書いたラベルに騙された。

Bad WaveForm
Joseph Halfmoon

今回は、トホホな疑問というより、トホホな失敗であります。久しぶりにやらかしました。いろいろ調べた上で最終的に分かったのは、信号線に自分で貼り付けたラベルが間違っていた、ということ。過去の自分に騙されて、TX/RXを逆刺ししておりました。出力同士のショート! 端子が壊れないでよかった。

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Pico三昧(6) Pico C/C++SDKでS93C46接続その2、PIO制御

Joseph Halfmoon

前回は3線式シリアルE2PROM S93C46をソフトウエア制御で読み書きしてみました。今回は、ラズパイPicoの特長であるPIO(Programmable IO)を使って同じことを行ってみます。PIOステートマシンのアセンブラを書くのも大分慣れた気もしますが、最後は波形を見ないと安心できないんだ,、これが。

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部品屋根性(61) Rohm、RPR-220、フォトリフレクタ

RPR220
Joseph Halfmoon

前回は、「磁石が近づいた」ときに「スイッチ」的な動作をするホールICでした。今回は、光の反射を検出して「スイッチ」をいれるフォトリフレクタです。例えば紙がセットされていることを検出するなどの用途向けですかね?フォトリフレクタはフォトインタラプタの兄弟的なセンサで、原理的にはフォトカプラと同様。

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L.W.R.(40) 古文書編#11、マイクロコンピュータの誕生、嶋正利著、岩波1987

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Joseph Halfmoon

今回の御本は30年以上も前に岩波書店から出ていた本です。前回の御本の未だに派生の新刊書が出る息の長さとは異なりますが、驚いたのはAmazonで古書として購入する場合の価格です。当時の定価1700円の5倍以上の価格で売られていました。人気高いのね。「マイクロコンピュータの誕生」、サブタイトル「わが青春の4004」。

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Pico三昧(5) Pico C/C++ SDKでS93C46接続その1、ソフト制御

S93C46
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以前にもシリアルEEPROMをラズパイPicoに接続したことがありましたがI2C接続でMicroPython利用でした。今回は「3線式」EEPROM、結構昔からあるタイプ、をC/C++SDKで接続してみます。「その1」はソフトウエア制御であります。簡単だろ~と思っていたら、お約束の落とし穴にハマりました。新年そうそう。

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Pico三昧(4) Pico C/C++ SDKで74HC595接続、PIO制御編2直列

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Joseph Halfmoon

前回、ラズパイPicoのプログラマブルIO制御で、74HC595の2個並列と2個直列、同じ回で両方やってみようとしたら、まさかの半田不良で手間取りました。結局「並列」の方のみ実施。今回は、残りの直列接続の方をやってみます。形は出来ているので、今度こそ簡単に出来る筈。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(71) NMOS、ソース接地回路

NMOS_CommonSrcAmp_Schematic
Joseph Halfmoon

前回につづき今回もMOSトランジスタです。前回はダイオード接続でしたが、今回はソース接地回路。王道?のアンプ回路ですな。淡々と回路を組んで実験するだけ、と思っていたら今回は自分で定数決めるところが多くて突き放されてる?感じがします。バラツキもあるし、そろそろ自立しろってこと?

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