レトロな(9) 現物(コンパチ品だけれども)入手。Z80, 8085, 8088

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Joseph Halfmoon

昨年、第5回で8080、8085、Z80のハードウエアについて知ったような事を記述。第6回では今度は8080、Z80、8086のレジスタセットについてこれまた記述。でも「記述」だけで現物動かしてなかったのが気になって夜も眠れなかったデス。そこで今回は現物デバイスを入手。感慨もヒトシオだけれども動かす算段を考えないと。 “レトロな(9) 現物(コンパチ品だけれども)入手。Z80, 8085, 8088” の続きを読む

部品屋根性(115) 年末の大掃除で発掘されたパワーMOSFET、R5009FNX

R5009FNX
Joseph Halfmoon

別件シリーズでハーフブリッジフルブリッジの駆動波形を生成、でもブリッジ回路を作るのに向いた「パワー」系デバイスが手元に無いな~と思っていたのです。しかし昨年末の大掃除で発掘されてました。パワーMOSFETが。10年以上眠っていた一品。今回はとりあえず「小信号用」の測定環境にてDC特性の端っこをちょいと確認。
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MicroPython的午睡(137)M5Stack UIFlow2、IO端子数を大幅拡張

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Joseph Halfmoon

M5Stackは筐体の側面に各種端子が出ています。結構な数があるようでいて、それぞれの用途を活かして使おうと考えると「単なるGPIO」の数がちょっと足らない感じがしないでもない。そこで今回はIO ExpanderをM5Stackに接続してみました。1チップの接続でなんと16本のGPIO増。最大8チップで128本MAX。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(177) AD2のオーディオ出力にヘッドフォンアンプを追加

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Joseph Halfmoon

第174回でAnalog Discovery2の裏側面にあるAudio出力についてちょいと調べてみました。AWG出力をステレオの音声信号にして3.5mmのミニプラグに出力することが可能です。今回はそのオーディオ出力の先に電池駆動のヘッドフォンアンプを接続してみます。スイッチ付のボリュームで音量調整できるものです。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(177) AD2のオーディオ出力にヘッドフォンアンプを追加” の続きを読む

定番回路のたしなみ(44) 昔は弱かった?CMOS「異なる電源使用時の安全対策」

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Joseph Halfmoon

大掃除で出てきたシリーズ第2弾?であります(第1弾はこちら。)東芝の鈴木八十二先生と言えば、初期のCMOSデバイスの世界の大立者、そのころCMOS始めた「若者」は先生の著書を皆拝読していたとかいないとか。画像を掲げましたのは「CMOSデバイスの徹底入門」1980年発行、産報出版であります。今回はその図2.18とな。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(176) 耳ざわりなハウリングをようやく達成?ECMアンプ

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年11月号の実習2回目です。ECM(エレクトレット・コンデンサ・マイク)のオーディオ・アンプ回路です。前回実習回路を組み立てて「一応」動作は確認してます。しかし2回目を行ったのはわざわざ「ハウリング」を聞きて~というその1点であります。

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部品屋根性(114) USB On-The-Go ケーブルでラズパイPicoをスマホ接続

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Joseph Halfmoon

USB OTGという規格を聞いたのはいつ頃か?20世紀末くらい?USBに詳しい友人(物故者だが)から聞いた気がします。ホストにもスレーブにも成れるのだと聞き、これからの「ユビキュタス」機器にはこれだね、と思った自分はなんだったのか。確かに現代のスマホは皆対応しているけれども、OTGケーブル使っている人、どれだけいるの?
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(175) ECM(エレクトレット・コンデンサ・マイク)を増幅

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年11月号の実習1回目です。今回はマイクロフォンの実験。しかし手元のADALP2000部品キットにはマイクが含まれてません。実験に必要な部品はADALP2000に「ほぼ」含まれているのですが無いこともあり。でも手元在庫にマイクがあったハズ?

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MicroPython的午睡(135)M5Stack UIFlow2、DDSで波形出力

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Joseph Halfmoon

前回生成した25MHzクロックを使って別シリーズにてDDS、AD9837を駆動、美麗な正弦波を得ることができました。ただブレッドボード接続だったので配線が汚いです。そこでM5Stackの側面のピンソケットに差し込める「アタッチメント」ボートを作製。チェック不十分にて大慌て。壊れずに動いて良かった。 “MicroPython的午睡(135)M5Stack UIFlow2、DDSで波形出力” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(174) AD2のAudio出力、あれこれ確認の回

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Joseph Halfmoon

もう何年もDigilent製Analog Discovery2を使っていながら、今の今まで使っていなかった機能があるのです。本体裏側面にあるヘッドフォン印のピンジャックです。ヘッドフォンつなげば鳴るんじゃね、くらいな理解で触ることもなし。しかしこの度オーディオ信号を扱いて~ということになり、いよいよ活用。大丈夫か? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(174) AD2のAudio出力、あれこれ確認の回” の続きを読む

定番回路のたしなみ(43) TC74HC123、モノステーブル・マルチバイブレータ

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Joseph Halfmoon

本シリーズ第2回で定番の555をモノステーブルモードで使用。しかし定番の74シリーズ・ロジックにもモノステーブル・マルチバイブレータが有りです。74HC123であります。なんて言ったってこちらの方が「単安定」マルチバイブレータ専用IC。やっていることはほぼほぼ一緒だけれども入出力とも正負あり。使いやすい?
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部品屋根性(113) AD9837、プログラマブル波形生成器、M5Stackで生成テスト

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Joseph Halfmoon

今回試用してみるデバイスはDDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)です。正弦波、三角波、矩形波などの波形をお好みでシンセサイズしたのち、DAコンバータを介してアナログ出力できるもの。ディープな用途には必携?らしいデバイスであります。動作させるためにはホストのマイコン必要。今回はM5Stackを使ってテスト。

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部品屋根性(112) AD8656でトランスインピーダンスアンプ、赤外線リモコン生波形

Joseph Halfmoon

前回DIP化したCMOSオペアンプAD8656を今回はトランスインピーダンス・アンプ構成で使用したいと思います。遥か以前の過去回で「設計」してあったもの。今回実機に実装してみたのは、赤外線リモコンが発する「生波形」を取得したいがため。リモコン受光ユニット内部でやっている「信号処理」を自前でやるための準備です。

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MicroPython的午睡(133)M5Stack UIFlow2、DHT11温湿度センサ

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Joseph Halfmoon

前回はUIFlow2版MicroPython搭載のM5Stackに定番の気圧センサBMP280を接続。今回はこれまた定番の温湿度センサDHT11を接続してみます。過去回でESP32版MicroPythonでDHT11を制御していたのでお楽。M5Stackらしくお愛想にLCDに温湿度を表示するようにいたしました。
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